プラグインの負荷状況を確認する「P3(Plugin Performance Profiler)」

プラグインの負荷状況を確認する「P3(Plugin Performance Profiler)」

プラグインのインストール/有効化

https://wordpress.org/plugins/p3-profiler/からダウンロードしてpluginフォルダにアップロードするか
管理画面「プラグイン」から「P3」を検索しインストールしてください。

スクリーンショット 2016-01-06 9.19.54

有効化すると、左ツールバー「ツール」タブに「P3 Plugin Profiler」が出現します。

スクリーンショット 2016-01-06 9.21.46

「P3」使用方法の説明

プラグイン負荷状況をスキャンして確認する

「P3 Plugin Profiler」タブをクリックすると下記のような画面になります。
早速「Start Scan」をクリックしてみましょう

スクリーンショット 2016-01-06 9.25.21

スクリーンショット 2016-01-06 9.26.40

AutoScan とManual Scan があります。

Autoはサイト全体、manualはページごとの計測をします。まずはAutoScanをクリックしましょう。

manualは挙動がおかしいときの原因の切り分けなどに使います。状況に応じて使用しましょう。

スクリーンショット 2016-01-06 9.28.32

終わるとこのように表示されるのでView Resultsをクリック

スクリーンショット 2016-01-06 9.29.35

するとこのように円グラフでどのプラグインがどれくらいの負荷をかけているかが一目でわかります。
上部に並んでいる数字のうち
Plugin LordTime
(プラグインの読み込み時間を表す数値)の数値が大きいほど、プラグインによるサイトへの負荷が大きいという事のようです。
画像では0.086となっており、ほぼサイトへの影響はないと言える状況でした。
上部のタブをクリックするとそれぞれ棒グラフや折れ線グラフで詳細やタイムラインが見れます。

負荷状況の細かな分析が可能

運営サイトのパフォーマンスの確認ができます。

Detailed Breakdown 詳細内訳

スクリーンショット 2016-01-06 10.58.30

Simpletimeline 全体のタイムライン

スクリーンショット 2016-01-06 10.59.04

Detailed Timeline プラグインごとの詳細タイムライン

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query timeline クエリのタイムライン

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Advanced Metrics 測定値の詳細

スクリーンショット 2016-01-06 10.59.47

プラグイン以外の負荷状況もここで一挙に見れるのは便利ですね!

時系列で追えるため表示速度が遅い時の原因などを特定するのにとっても役立ちます。

スキャン履歴の保存が可能

この「P3」はスキャン履歴を保存しておくことが可能です。これ、意外と使えるのではないでしょうか?

上部の「History」をクリックすると履歴が表示されます。

スクリーンショット 2016-01-06 10.46.37

長期にわたって運営するサイトは定期的にスキャンをかけておき、結果を残しておけば
どのプラグインがいつのタイミングで負荷が大きくなっているかがわかるので
改修タイミングなどと照らし合わせてみれば問題発生時に役立つのではないでしょうか。

パフォーマンスの改善と管理に役立つプラグイン

WPを使う以上、必ずと言っていいほどプラグインを使用すると思いますが、プラグイン同士の相性が悪くバッティングしてしまうなんてことも良く発生するかと思います。
大型のサイトなどはプラグインの管理も大変になってくる事と思います。
そのような際にぜひお試しいただきたいプラグインです。

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